「個人事業主になったらパソコンって必要?」
結論から言うと、私はPCをほぼ使わずに、iPhoneだけで事業を回しています。見積書も請求書も、帳簿づけも、SNSでの発信も、ぜんぶiPhoneです。
この記事では、現役の個人事業主(現場仕事の設備業)である私が、実際にiPhoneだけでどう仕事を回しているか、使っているアプリと一緒に紹介します。これから開業する人や、「PCを買うべきか迷っている」人の参考になればうれしいです。
なぜiPhoneだけなのか
理由はシンプルで、現場仕事だとPCを開く時間がないからです。
私の仕事は1日の大半が現場作業。事務作業ができるのは、移動の合間や昼休憩、帰宅後の子どもが寝たあとの時間くらいです。「机に座ってPCを立ち上げる」という工程があるだけで、事務作業は後回しになります。
iPhoneならポケットから出して10秒で作業に入れる。この差が、個人事業主にとっては死活問題です。
iPhoneでやっている業務一覧
実際にiPhoneだけで完結させている業務はこんな感じです。
• 見積書・請求書の作成、送付
• 帳簿づけ(確定申告は青色申告)
• レシート・領収書の記録
• SNS発信(集客用のInstagram運用)
• 画像づくり、動画編集
• ホームページの更新
• 顧客とのやりとり(電話・LINE・メール)
「これPCじゃないと無理でしょ」と思われがちな確定申告まわりも、後述するアプリの組み合わせでほぼiPhoneで完結しています。
実際に使っているアプリ・サービス
やよいの青色申告オンライン(会計・確定申告)
帳簿づけと確定申告はこれ。個人事業主の定番ですが、定番になるだけの理由があります。クラウド型なのでiPhoneからそのまま使えて、仕訳を日々ためておけば確定申告の時期に慌てなくて済みます。
ジムー(見積書・請求書)
見積書・請求書・領収書の作成はジムーを使っています。休憩時間にサッと作ってそのままPDFで送付できるので、紙の控えを持ち歩く生活から解放されました。
ただ正直に言うと、最近は「この作業、AIで代替できるのでは?」と思い始めています。書類のフォーマットさえ固めてしまえば、AIに中身を作らせてPDF化する流れも現実的になってきました。サブスク代を削れるなら削りたいのが個人事業主の本音。移行できたら、その過程も記事にする予定です。
ChatGPT・Claude(AIアシスタント)
文章づくり、お客様へのメール文面、ちょっとした調べ物、ブログの下書きまで、AIをフル活用しています。個人事業主は「全部自分でやる」ことになりがちですが、AIは実質、月数千円で雇える事務スタッフです。
用途によってChatGPTとClaudeを使い分けています。
Canva(画像作成)
SNS投稿の画像、チラシ的な案内、サムネイルなど、デザインまわりはCanvaで。テンプレートが豊富なので、デザインの知識がなくてもそれなりに見えるものが作れます。
CapCut(動画編集)
InstagramのリールなどはCapCutで編集しています。スマホ発の編集アプリなので、iPhoneだけで完結する私の環境と相性抜群です。
iPhoneだけで困ること・限界
正直に書くと、限界もあります。
• 大きい表計算はつらい:細かいデータをがっつり見たいときは画面が小さい
• 長文入力は工夫がいる:音声入力とAIをうまく使えばカバーできますが、慣れは必要
• ファイル管理がやや面倒:PCのようにフォルダをサクサク整理する感覚とは違います
ただ、これらは「困る瞬間がたまにある」程度で、事業が止まるレベルではありません。少なくとも私の業種・規模では、PCなしで10年目まで来られています。
これから始める人へ:最小構成の提案
もしこれから個人事業主として開業するなら、最初に揃えるのはこれで十分だと思います。
1. iPhone(今持っているもので大丈夫)
2. 会計ソフト(弥生などのクラウド型)
3. 見積・請求アプリ
4. AIアシスタント(無料プランからでOK)
PCは「必要になったら買う」で遅くありません。初期投資を最小にして、その分を事業に回しましょう。
まとめ
iPhoneだけの仕事環境は、「妥協」ではなく「現場仕事の個人事業主にとっての最適解」だと思っています。
• 隙間時間がそのまま事務時間になる
• 道具への初期投資がほぼゼロ
• アプリとAIの進化で、できないことが年々減っている
同じように現場仕事で独立を考えている方の参考になればうれしいです。質問があればお問い合わせフォームからどうぞ。
PCなし、iPhoneだけで個人事業主10年目。実際の仕事環境と使っているアプリを全部見せる
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